イケメン仏像に会う

みうらじゅんさんが会長を務めるファンクラブがあるくらい阿修羅好きは多いです

奈良興福寺阿修羅像1705
工事現場感たっぷりの興福寺仮講堂で開催中の「阿修羅 天平乾漆群像展」立て看

国宝館は耐震補強工事中のため阿修羅像は普段非公開の仮講堂で展示されています
群像で見る面白さはあるものの仏像まで近寄れず細かい表情まで観れません
できれば三面六臂の阿修羅像を360度いろんな角度から間近で観てみたい
工事期間中の仮設とはいえ世界に誇る仏像展示の空間のつくり、建物周りは残念です

それにしても身長153.4㎝の阿修羅は華奢ながら存在感があります ε( ̄人 ̄)3


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水墨画で魅せる老絵師

会期終了間際の海北友松(かいほうゆうしょう 1533-1615)の展覧会に行きました

海北友松展京都国立博物館1705
「海北友松」京都国立博物館 5月21日まで開催

海北友松は60歳を過ぎてから頭角を現した絵師で障壁画、屏風絵が遺っています
照明を落とした中での建仁寺や北野天満宮の龍図は迫力があり幻想的です
また水墨画とは趣が変って金箔の地に書かれた花の絵は華やかさがあります
いかにも桃山時代らしい

歳を感じさせない迷いのない筆に感心させられます (。-_-。)


悲情城市~台湾を知る

以前台湾の観光地・九份を訪れた際、有名な台湾映画のロケ地だと知りました

悲情城市1705
「悲情城市」(1989) 第二次大戦終結後日本統治から解放された台湾を描きます

日本の支配から中国復帰へ自由と開放の夢にかけて生きる一家族の物語です
新しい台湾を夢見ますが話す言葉さえ違う外省人との争いに巻き込まれます
1947年ヤミ煙草に端を発する2・28事件で本省人は中国から弾圧を受け対立します
歴史に翻弄される家族はそのまま台湾の姿と言えます

事件からちょうど70年、現在の中国・台湾情勢の原点があります (。-_-。)


侍の生き方に襟を正す

山本周五郎は義や仁を重んずる侍を描きます

町奉行日記1705
人情もの、コミカルもの、娯楽ものなど短編集「町奉行日記」山本周五郎

周りに隠して悪者に思われようとも自己を犠牲にしてまでもお家のために尽くす侍
今の社会に当てはめると、自己を政治家または官僚、家を国家と読み替えれます
なかなか現代の侍に出会うことはありません

今の自分に照らし合わせ襟を正すこともあります (*^^)


本当の戦争の話をしよう

この本の冒頭にフィクションであるとキャプションがあります

本当の戦争の話をしよう1705
ヴェトナム戦争に従軍した ティム・オブライエン「本当の戦争の話をしよう」

戦場で殺人を犯していなくてもその場に居合わせたこと自体で罪悪である・・・
そしてティムは自責の思いと悲しみを感じます
話の真実性は実際に起こった真実性よりもっと真実である場合がある・・・
フィクションは見えないものを現出させ感情を与えることができると言います

最悪の危機にある現在、想像力を働かせて真実を知ることが大切です (・⊇・)


アタックチャンスにボタンを押すこと

俳優・児玉清さんの最後のエッセイは父親に語られているようです

人生とは勇気1705
クイズ番組・パネルアタック25の司会者としても有名な児玉清「人生とは勇気」

児玉さんはクイズというのは世の中のリトマス試験紙、社会を反映すると言います
クイズに強い知識だけでは意味がない、知っていることの先の知恵が大切・・・
伝承されるべき物事の知識がないのは祖父母と住まない核家族になったせい・・・
子どもの頃のいじめや戦争、映画界での苦労を経験し人生の節目で挑戦してきました

曰く「クイズは人生と同じ、無心でボタンを押すこと、人生とは勇気」 (。-_-。)


意地の社会~武士に見る

映画「切腹」(1962)は仲代達矢の演技とともに素晴らしい

一命1704
映画の原作「異聞浪人記」を収録した作品集 「一命」滝口康彦

武士の世界での面子、意地、それによる悲哀が骨太に描かれています
いらぬ意地の張り合い、体面を気にするがゆえにが最悪の事態を招きます
生きにくい武士の世界はある意味人間の本性かもしれません

緊張が高まる今の世界情勢、折れることの勇気を切望します (;´ρ`)


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motoyuki majima

Author:motoyuki majima
真島元之/真島元之建築設計事務所
京都市生まれ
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